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震災の大きな傷跡を引きずりながら年が明けたが、テレビから流れてくる震災の話は実に厳しかった。
しかし反面、色々な人が明るく頑張ろうとしている姿に勇気づけられた。
子供を亡くした親…… 妻を亡くした夫……
家族を失って一人ぼっちになった中学生……
気持を入れ替えて、どん底から這い上がろうと頑張っている人々に、元気をもらった。
地震直後、「想定外の大津波」という発言を繰り返し、この災害が「不可抗力だったこと」を強調して来た東京電力のスタンスとは大違いだ。
これまで地球は何度も大きな地殻変動を繰り返し、日本列島がアジア大陸と陸続きだったことも、あのヒマラヤ山脈が大昔は海だったこともよく知られている……なのに、あの「想定外」という発言は何だったのだろうか?…あれが、原子力という最先端の科学技術をコントロールするエリート集団の素顔だとは思いたくない。
人間は、走ることも、飛ぶことも、泳ぐことも、
この地球上で一番ではない……それなのにどうして地球の富を独占しているのだろう?
「英知」が優れていることは誰でも知っている。だが、それだけではない。ここに「笑顔」が加わらなければならないことを最近、私はようやく実感している…お粗末で、情けない限りだ。
人間以外の動物は、吠えることは出来ても、
笑顔を作り出すことが出来ない……
人間だけが笑顔をつくりだすことが出来る。
「笑顔」を武器に他人をだます悪いヤツもいるが、人間はこの笑顔で友情を育て、共感の輪を広げ、力を結集し、大きな仕事を成しとげて来た。
2〜3メートルさえジャンプ出来ない人間が、大空に舞い上がり、月にまで行けたのは単純に「英知」だけなのだろうか?
「笑顔」をベースに、コミュニケーションを良好に保つ技が無かったら、あの大仕事は成しとげられなかった。…いや、日常の小さな仕事でさえ…
そう言えば、聖書に「右の頬を打たれれば、左の頬を出せ」とある。これが究極の真理だろうが、今、私が考えているのはとてもそんな立派なものではない。
とにかく、ことあるたびに鏡の中のもう一人の自分に
「今日も、笑顔で頑張れよ!」と、言い聞かせている。
今年、私は満65歳。
「高齢者」と呼ばれる年齢?…らしいが、
これを単純には認めず、私流の
「ガンバル65歳スタイル」で生き抜いていきたい。
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